里芋の煮っころがし 作り方!下ゆでなし・フライパン15分、おからパウダーで煮汁が最後までからむ秋の副菜
秋が深まると店先に並びはじめるのが里芋。ぬめりのあるねっとりした食感は、甘辛い煮汁と合わせたときにいちばん活きます。ただ、家で作ると「煮汁がさらさらで、皿に残ってしまう」という声が多い食材でもあります。そこで今回は、おからパウダーを仕上げに使って煮汁にとろみをつけ、里芋一つひとつに味をまとわせる作り方をご紹介します。下ゆでなし、フライパンひとつ、火にかけている時間は約15分です。
材料(2人分)
- 里芋(皮をむいたもの)…400g(6〜8個)
- おからパウダー(微粉タイプ)…大さじ1
- 水…200ml
- しょうゆ…大さじ2
- みりん…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- 和風だしの素…小さじ1/2
- ごま油…小さじ2
- 白いりごま…小さじ1
- 小ねぎ(小口切り)…少々
作り方
- 里芋は皮をむき、大きいものは半分に切って、塩少々(分量外)でもみ洗いする。水で洗い流し、キッチンペーパーで水けをしっかり拭き取る。この一手間でぬめりが落ち、煮汁がぼやけません。
- フライパンにごま油を中火で熱し、里芋を並べ入れる。転がしながら3分ほど焼き、表面がうっすら色づいて全体に油がまわったら火を止める。
- 水、しょうゆ、みりん、砂糖、和風だしの素を加えて中火にかけ、煮立ったらアクを取る。
- 落としぶた(アルミホイルでも可)をして弱めの中火で10分煮る。竹串がすっと通れば火が通った合図です。
- 落としぶたを外し、中火にして2〜3分、煮汁が鍋底に少し残る程度まで煮詰める。
- いったん火を止めて、おからパウダーを全体に散らすように加え、鍋をゆすりながら混ぜる。火を止めてから加えるのがダマにしないコツです。
- 再び弱火にかけ、30秒ほど鍋をゆすると煮汁がとろりとまとまり、里芋にからみます。
- 器に盛り、白いりごまと小ねぎを散らして完成。
おから 豆知識:おからパウダーでとろみをつけるコツ
片栗粉のとろみは水溶きにして加えますが、おからパウダーは水に溶かす必要がありません。そのかわり、沸いている煮汁に直接ふり入れると、触れた瞬間に吸水してダマになります。火を止め、煮汁の温度を少し下げてから散らす——これだけで失敗はほぼなくなります。とろみは片栗粉ほど強くなく、あんというより「煮汁がもったりする」程度。素材の味を隠さないので、和食の煮物と相性がいいのです。粗めのタイプしか手元にない場合は、加える量を小さじ2程度に減らし、2〜3分置いてなじませてください。
栄養・健康メモ
おからは、大豆から豆乳をしぼったあとに残る部分です(おからとはどんな食材か)。食物繊維とたんぱく質を含み、水分をとばしたおからパウダーはそれがぎゅっと凝縮されています。今回のように大さじ1をとろみづけに使うだけでも、煮物に食物繊維を足すことができます。里芋自体も食物繊維を含む根菜なので、副菜としてバランスのとれた一品になります。
OKARATのおからパウダーは微粉タイプで水になじみやすく、今回のような「火を止めてから散らす」使い方でもダマになりにくいのが特長です。煮物のとろみづけから揚げものの衣まで一袋で回せるので、常備しておくと秋の献立づくりがぐっと楽になります。